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テーマ |
所属 |
代表者 |
概要 |
1 |
インフラメンテナンス国民会議 九州フォーラムの推進 |
インフラメンテナンス 国民会議 九州フォーラム |
日野 伸一 |
現在、我が国のインフラは急速な老朽化が進み、維持管理費の増大、将来的な担い手不足等様々な問題が生じている。そこで、九州地方のインフラメンテナンスにおいて、民間企業の多様な技術に対し、地方自治体のニーズとのマッチングを行い、課題解決策を見出すことが本フォーラムの目的である。本年度は新型コロナウイルスの影響により活動の制約がある中、ピッチイベントの開催、実務経験豊富なベテラン技術者によるよろず相談「テックシニアーズ」の開設を行い、インフラメンテナンスに関する知名度・理解の向上を図った。 |
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2 |
令和2年九州豪雨による地盤災害に関する調査研究 |
地盤工学会 九州支部 |
安福 規之 |
令和2年7月4日未明に熊本県と鹿児島県に大雨特別警報が発令された豪雨を皮切りに,九州北部や南部で記録的な豪雨が降り,洪水や斜面崩壊などで九州の広範囲が被災した。そこで、地盤工学会では、九州支部を中心に調査団を発足し、豪雨に伴う斜面崩壊、道路損壊、河川堤防被害、橋梁基礎被害、気象履歴、災害履歴、地質・地形について調査を行った。 |
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3 |
熊本地震被災構造物の復旧に関する調査研究(H28年度からの継続) |
地盤工学会 九州支部 |
末次 大輔 |
熊本地震災害の復旧を事例として、地震災害発生時に復旧された地盤構造物の調査・設計・施工の実態を技術的・学術的な視点で記録するとともに、復旧時における地盤調査方法や地震動を受けた地盤構造物の健全度評価に関する課題を整理し、震災後の迅速な復旧や事前防災に資する知見を得るための調査を実施した。 |
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4 |
次世代スーパーコンピュータによる構造物の高精度耐震解析プログラムの開発 |
九州産業大学 |
奥村 徹 |
設計の想定を超える規模の地震動に対する鋼構造物の崩壊挙動を予測するためには、シェル要素などを用いた精緻なモデルによる高精度の数値解析が必要となる。本研究ではスーパーコンピュータ「富岳」と同型の計算機で構成された名古屋大学の「不老」で実行可能な大規模並列計算に対応した耐震解析プログラムの開発を行った。単柱式鋼製橋脚の Pushover 解析をもとにプログラムの基本的な検証を行い、大規模計算の例として上路式鋼アーチ橋の複合非線形動的解析を行った。 |
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5 |
表面含浸材が施工された構造物における自然電位による鉄筋腐食性に関する研究 |
福岡大学 |
櫨原 弘貴 |
本研究は、シラン系表面含浸材を対象に、含浸材の塗布が自然電位の測定結果に与える影響について検討を行った。撥水性能が付与されるため、自然電位が貴側に測定されることや撥水性能の低下に伴い含浸材が自然電位に与える影響が小さくなることを確認した。撥水性能が保持されている場合には、腐食判定電位は、実電位よりも概ね 90mV 貴側に存在することが分かった。 |
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6 |
施工及び環境条件を考慮した断面修復部の数値解析モデルとそれによる剥落可能性の検討 |
九州大学 |
玉井 宏樹 |
断面修復工法は施工条件や環境条件により、補修部の剥離や再劣化を生じさせる場合があり、構造物の強度低下や早期剥落による第三者被害が懸念される。それらの原因は多岐に渡るが、力学的観点でみると、断面修復材と既設部コンクリートの相対湿度や付着性状の問題に帰着する。本研究では,相対湿度と付着性能を考慮した断面修復部の数値解析モデルを有限要素法により構築し,動的加振下の断面修復部の剥落可能性に及ぼす影響について検討する。 |
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