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テーマ |
所属 |
代表者 |
概要 |
1 |
じん性を付加して構造物を地震に対して強化するエネルギー吸収デバイスの検討 |
九州工業大学 |
高井 俊和 |
概要:本研究では、高力ボルト継手の部材構成を参考として、既存の構造物にじん性を付加して地震に対して強化するエネルギー吸収デバイスの開発に対し基礎的な知見を得るための検討を行った。複数の終局モードが複合する諸元の供試体の引張実験を行ってエネルギー吸収挙動を確認し、さらにパラメトリック解析により、エネルギー吸収量が大きくなる諸元の傾向を明らかにした。 |
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2 |
九州に堆積する火山堆積物の有効活用に関する研究・調査 |
九州大学 |
福永 隆之 田中 祐佑 |
概要:世界的な爆発的な人口増加に伴う急激な都市の拡大によって、建設資源が世界規模で不足している。新たな材料の一つして、火砕流堆積物が挙げられる。火砕流堆積物を活用する研究は多く実施されており実用化されているが、実用化に際して検討に用いた火砕流堆積物の種類は、限定されている。そこで本研究では、九州に堆積する未利用の火砕流堆積物を建設材料へ活用するためにこれを採取し、各種検討することにより、建設材料への活用方法を提案した。 |
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3 |
斜面崩壊危険斜面での降雨パターンと土壌浸透の現地モニタリングと危険度予測手法の構築 |
土木学会西部支部 調査研究委員会 |
山本 健太郎 |
本研究では、崩壊の可能性のある層(表層土)が、降雨により飽和すれば危険度が高まると考えられることから、雨の降り方と崩壊の可能性のある層の飽和度の関係を明らかにし、危険度をリアルタイムに予測する手法を開発することを目的とした。本稿では、降雨特性と地盤の体積含水率の変化傾向を把握するために実施した計測手法と結果について、門司区と小倉南区の事例を報告する。また、小倉南区への表面波探査の適用についても述べる。 |
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4 |
トンネル建設時における肌落ち災害リスク低減に関する研究 |
西日本工業大学 |
林 久資 |
本研究では、肌落ち災害の低減を目的とし、肌落ち発生の定量的な評価に向けて、切羽面の3次元データをリアルタイムかつ高精度に点群データとして取得する手法を検討した。また、点群データから 岩盤のオーバーハングの程度を定量化する方法と切羽前方における不連続面の状態を推定する方法を検討した。 |
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